海外視察【オーストリア・ウィーン】豪華絢爛なウェディング会場を巡る

2019年8月12日



Photos © Eiji OGATA

[ ウィーン訪問:2019年4月 ]

海外挙式を専門に取り扱う某ブライダル会社のウェブサイト運営に携わって約2年。ちょうど日本では冬の寒さもピークを超えた頃、定例ミーティングにてヨーロッパの新しい挙式会場をもっと紹介したい!という建設的な話から、ブライダル業界では取り扱いが少ない『ウィーン』が最有力候補に。

「善は急げ」ならぬ、「有言実行あるのみ」のスタンスで、あれよあれよと言う間に数ヶ月後のウィーン視察が決定。かくして、私も精鋭部隊(?)の一人として、現地ブライダル会社との打ち合わせ、さらに挙式会場の写真撮影という重責を負って、ヨーロッパ道中のお供をすることになりました。ここでは、かつての大帝国を彷彿とさせる華麗なる舞台を少しだけご紹介させていただきます。


【撮影会場:美術史美術館】

ウィーン在住のモデルを入れて撮影
現地プロカメラマンに混じって、彼らが撮影していない瞬間を見計らっての高速撮影。まさに時間との勝負で、やはりブレる・・・

Special Thanks: Vivian Frey (Model) and TAKAMI BRIDAL (Wedding Dress)
Photos © Eiji OGATA

 

【ドレスショップ】

彩り豊かな衣装を揃えたドレスショップでは、花嫁とコーディネーターがゆっくりと時間をかけてお茶を愉しみながらドレスの打ち合わせ。

音楽の都らしくグランドピアノを惜しげもなく配置して、カフェ文化とともに気品溢れるヨーロッパのサロン文化を垣間見た気がします。こんな優雅なブライダルサロンを日本でも実現できれば、潜在的な富裕層の心を掴むことができるのかもしれません。

 

【撮影会場:シェーンブルン宮殿】

オーストリアの世界遺産「シェーンブルン宮殿」
本館に隣接するチャペルが挙式会場となります。

扉を開けた瞬間に、武者震いがするほど静寂に包まれた時間が流れる独特の空気感、そして壁から天井まで贅沢に設えられた美しい装飾の数々は圧巻。この日はあいにくと祭壇に垂れ幕がかかっていましたが、カップルと対面する祭壇画はいつも二人を優しく見守ってくれるのでしょう。

Photos © Eiji OGATA

 

【撮影会場:アルベルティーナ美術館】

Special Thanks:TAKAMI BRIDAL (Wedding Dress)
Photos © Eiji OGATA

[ 取材を終えて ]

ウィーンだけでも、筆舌に尽くし難いほど素晴らしいベニューがたくさんあります。これがヨーロッパ全体となると、どれほど多くの選択肢が増えるのか・・・。
残念ながら、日本のブライダル会社ではヨーロッパ会場としてパリやフィレンチェといった売れ筋の挙式会場をすすめることが多く、新しいデスティネーションの開拓に時間も人材もさけないのが現状のないようです。これではウェディングマーケットは広がらない。だからこそ、ニッチなビジネスのチャンスが潜んでいることも改めて認識できました。

4月にわずか1週間の滞在でしたが、ウィーンならではのウェディング事情を知り、海外プロカメラマンに同行して特別な空間で撮影できたことはおそらく2度と経験することのないであろう貴重な体験となりました。また、他国の取材依頼があれば、ぜひご紹介させていただきたいと思います。

(織方 映次)