只見町【河井継之助記念館】【ふるさと館 田子倉】只見線試運転も
by NPO法人交流・暮らしネットvol.4(最終回)

2022年9月5日

只見町・渡部勇夫町長を囲んで(NPO法人交流・暮らしネット創設16周年視察研修)

今回の視察では、会津ただみ振興公社さんにお世話になりました。
なかでも見どころ2つを、最終回でお届けします。

▼只見町【河井継之助記念館】

幕末の英雄・河井継之助(かわい・つぐのすけ)を顕彰した記念館で、司馬遼太郎の小説「峠」で注目されました。継之助終焉の館となった村医者の家が、ここに移築されています。傷を負った継之助か越えた八十里越は、古来より会津と越後を結ぶ交通の要衝で、21世紀、ついに国道289号として開通する予定です。

11年間、一部が不通となった只見線は、上下分離方式でいよいよ10月1日全線再開します。その試運転となる列車がちょうど、私たちの佇む【河井継之助記念館】前を疾走しました。

▼【ふるさと館 田子倉】

7月に只見町を初訪してのち、田子倉ダムに沈んだ村を題材にした小説を読んだことは、すでにお伝えしました。
【ふるさと館 田子倉】ダム建設によって湖底に沈んだ集落の記憶を後世に残そうと、私設の資料館として開設したことに始まります。展示される資料の多くはいずれも貴重なものばかりで、当時の映像は胸に迫るものがあります。先に小説をお読みになられてから訪問されると、より一層、深く心に刻まれるはずです。

いかがでしたか、南会津の旅の報告は。只見町役場へ伺い渡部勇夫町長を表敬訪問したときの一枚を最後にお届けさせていただきます。
これからもどうぞ、NPO法人交流・暮らしネットを宜しくお願いいたします。